この講義では、Webベースのある程度規模の大きいサイトの設計に挑戦します。プログラミングは難しいので実際に動作するシステムまでは制作しませんが、設計書と画面のプロトタイプまでは完成することを目標にしましょう。
設計/開発のプロセス
設計/開発プロセスの例を示します。
基本計画
1.システム化計画
企業活動などにおいて、業務上の目標を達成/問題点を解決するため、どのようなシステムを作成するべきかを検討します。業務プロセスの現状を調査し、業務の関係者からの要望をあつめ、開発計画を立てます。
2.プロジェクト実行計画
必要な人材を確保して開発体制の編成し、予算などのリソースを確保するなど、開発プロジェクト実行のために必要な計画を立案します。
3.要件定義
開発するシステムに対するユーザの要求を明確に定めます。システムで行うべき業務がどのようなものであるか、情報の流れを明確に表し、システムでの処理手順を定義します。
外部設計
1.画面設計・帳票設計
Webベースのシステムの場合、非常に重要なのが画面設計です。画面はシステムとユーザの設定であり、この設計の出来でシステムの使い勝手が決まってしまいます。
2.コード設計
コードとは、データを識別するために使用される決まった書式の文字列や数値です。学生の学籍番号はその代表例です。既存のコードを使用するか、またはシステムのために新たにコードの書式を決定します。
3.データ設計
システムで使用するデータの形式を決定します。データベースの設計の授業を思い出して下さい。
4.外部設計書の作成
以上をまとめて外部設計書を作成します。画面設計書、帳票設計書、コード設計書などが含まれます。
内部設計
1.機能分化・構造化
コンピュータ処理を前提としてシステムの内部を設計します。保守などのため、システムは全体を大きな1つのプログラムとして作るのではなく、機能ごとや処理対象ごとにサブシステムに分割していきます。
2.物理データ設計
外部設計でまとめたデータの構造を元に、ファイル上での格納方法などを決定します。
3.入出力詳細設計
外部設計での画面設計/帳票設計に基づき、より詳細な設計を行います。
4.内部設計書の作成
以上の内容を内部設計書としてまとめます。
プログラム設計
1.プログラム構造化設計
プログラミング
1.モジュール設計
テスト
1.テスト計画
課題
この講義では、4~6人程度のグループで『開発』を行います。最低でも要件定義書・外部設計書・内部設計書・画面プロトタイプ(HTML/CSSで作成)を作成しましょう。余力と技術があればぜひプログラミングを行って貰いたいですが必須ではありません。
まずはグループを作りましょう。班ごとにグループの名簿を提出して下さい。

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